TCG用語解説!意味を知らなかった用語もあるかも
オハァザァイヤス...青山瑞樹です。
最近はこのブログ以外にも発信の場が増えてきました。
色々な場所で発信させてもらう機会を頂けるのは本当にありがたいです。
昨日はmagi様のmagiマガジン内で私の記事が公開されました。
ラッシュデュエル未プレイ方向けに書いたものですが、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
遊戯王ラッシュデュエルの魅力 | 青山瑞樹 | magi(マギ)-トレカ・ゲーム専用フリマアプリ-
さて、今朝はTCG用語のお話。
ラッシュデュエルで復帰したり、新規で入った方だと意味がわかりにくい用語もあるのではないでしょうか。
用語に定義があるわけではないのですが、意味を知っておくと便利なときもあるはず。
TCG用語を筆者の言葉で書きました。
アーキタイプ
デッキタイプと同じような意味で使われる。
デッキタイプが魔法使い族、ドラゴン族、ゴックブートなどデッキの種類を指すのに対してアーキタイプはもっと深い部分を指す。
遊戯王ではあまり使う人はいないように感じるがビートダウン、パーミッションのようなデッキの動き方や大まかなコンセプトを指す言葉である。
遊戯王OCGではメタビ(メタビートダウン)、アルテミスパーミッションなどデッキタイプの中にアーキタイプが混じることもあったと記憶している。
デッキコンセプト
一般的にはデッキのテーマという意味で使われている。
当然テーマであるため、デッキの動きにまで反映されることが多い。
【例①】
《ドラゴニック・プレッシャー》で場を一掃して上級、最上級モンスターで積極的にライフを削りにいくデッキ
【例②】
《彩光のプリマギターナ》で2回攻撃できるモンスターを強化し、大ダメージを狙うデッキ
シナジー
日本語にすると相乗効果になる。
コンボと近い使われ方をされるが、コンボは勝利に直接結びつくものでシナジーはそうでないものと分ける人もいる。
コンボ=決まったら勝つ、決まったら相手に大ダメージ
シナジーがある=相性が良い
と言い換えると違いがイメージしやすいかもしれない。
メタゲーム(メタ)
メタゲームは大会等で多く使われているデッキやカードを考えて、それらに有利なデッキを選ぶことである。
ジャンケンのようになることが多い。
【例】
今、Aデッキが流行っているからAデッキに有利なBデッキを使おう。
さらにCデッキ、Dデッキと登場してくるとメタゲームの読み合いが難しくなってくる。
近い用語で環境があるが、環境は大会等で多く使われているデッキやカードを指すことが多い。
今のラッシュデュエルはカード種類がまだ少ないこともあり、環境はあってもメタゲームが存在しているかは難しい部分である。
枚数多く採用されることが多い魔法罠破壊カードに対抗して、モンスターを多く入れたデッキも存在するので「ない」とまでは言い切れない。
メタに関する用語ではトップメタというものがある。
これは環境で最も結果を残したデッキや流行しているデッキを指す。
バック破壊
昔の遊戯王用語になるかもしれない。
伏せ破壊と呼ぶ人のほうがおそらく多いのではないだろうか。
魔法罠カードを破壊という意味で使われる。
自分から見ると相手モンスターゾーンの後ろに相手魔法罠ゾーンがあるため、魔法罠ゾーンをバックと表現する。
ブン回る
デッキが綺麗に動いているときに使われる。
最高の手札が来て、想定する限りかなり強い動きをできたときなどにデッキがブン回っていると表現することがある。
逆に悪い手札を引いてしまいデッキが機能していないときは事故と呼ばれる。
ソリティア
ゲームのソリティア同様に1人で遊ぶ状態などを指す。
対戦相手をあまり気にせず、ひたすら自分が展開するようなデッキはソリティアデッキと呼ばれることもある。
対戦していてあまり面白くないことが多いため、嫌うプレイヤーも多い。
遊戯王OCGではおなじみの用語となってしまっているのがやや残念。
今引き
文字通り今引いたカードという意味。
トップデッキと同じような使い方をされることもあるが、分けて使うプレイヤーもいる。
今引き:今(直前に)、引いたカード
トップデッキ:重要な局面で今(直前)引いたカード
「トップデッキされて負けた~💦」なんてセリフでは大会では耳にする機会も多いだろう。
プロキシ
代用カードのことを指す。
発売前に使ってみたいときや2つ目のデッキに入れる枚数が用意できなかったときなどに使うことがある。
当然身内だけや1人回しのときのみしか使えず、大会やイベントでは認められることはほぼない。
白紙のカードを用意し、自分でイラストを書いてプロキシ作りを楽しむ方もいる。
筆者もやったことはあるのだが、これはこれで楽しい。
自分でカードイラストを書いている気分になる。
おまけ
筆者がOCGで遊んでいた時代に使われていたカードのあだ名を紹介する。
・たけし
魂(たましい)を削(けず)る死霊(しりょう)
・レモン
レッド・デーモンズ・ドラゴン
・ささき
DDBと呼ばれることが多かった過去の凶悪カード。
DDBをかな文字で入力すると「ささき」となることから「ささき」と呼ばれていた。
最後に
今朝はTCG用語紹介でした。
遊戯王から来ているものもあればMTGから来ている用語もあります。
どちらも20年以上の歴史を持つカードゲームで使われている言葉がほとんどですね。
私もそうなのですが、過去に使っていて癖になってしまっていると今でもつい使ってしまうもの。
初心者の方からすれば急に意味がわからない用語が出てきて混乱してしまう方もいるかもしれません。
知っておくだけで便利になることもあるので、ざっくりと頭に入れておくのは決して悪いことではないはず。
もし良ければ、この機会に1つでも覚えてみてはどうでしょうか?
それでは、今朝はここまで!
今日が素敵な1日になりますように!青山瑞樹でした♪