あみブロ~遊戯王復帰勢ブログ~

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カードショップには嬉しくない!?ラッシュデュエルのシングル販売をしにくい理由

皆様、こんにちは!青山瑞樹です。

 

 

最近、地元でラッシュデュエルのシングルカード取り扱いをやめるお店が目立ってきました。

 

非常に残念ですが仕方ないですね。

 

ラッシュデュエルを始めてみたけど、シングルカード置いて店少ないなと思った方もいるのではないでしょうか?

 

というわけで今朝は元カードショップ店員がラッシュデュエルのシングルカードについて語ります。

 

実はカードショップ店員歴は4年くらいあります。

 

今回の内容

 

遊戯王ラッシュデュエルの強み

 

1番の強みはなんと言っても「遊戯王」というブランド。

 

遊戯王OCGは大人気TCGであり、遊戯王OCGから入ってくるプレイヤーにも期待できます。

 

ルールが簡単なことから元遊戯王プレイヤーの復帰の受け皿にもなるでしょう。

 

遊戯王という名前は新TCGにおいて最強の武器です。

 

 

ラッシュデュエルのシングルカードはなぜ安い?

 

買う人がいないからです。

 

大人な言い方をすると需要がないため。

 

青眼の白龍》は封入率や今後の価値を考えると需要があるとは思いますが、他はほとんど需要がないでしょう。

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みなさん、既にカードは揃っているのではないでしょうか?

 

ラッシュレアを除くと《ハンマークラッシュ》400円程度がトップレアなのも納得できます。

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誰がどう見ても弱いカードが多いのも理由の1つかもしれませんね💦

 

 

 

カードショップがシングルを取り扱いにくい理由

 

これにはいくつか理由があります。

 

 

パックが売れやすい仕様

 

カードショップ視点から見るとラッシュデュエルはあまり嬉しくない仕様になっています。

 

その理由の1つはパックのほうが売れやすい封入率になっているため。

 

ラッシュデュエルの1箱の内訳は15パック内に

・ラッシュレア1枚(全3種)

・ウルトラ2枚(全4種)

・スーパー3枚(全6種)

・ノーマルレア1枚(全2種)

 

ラッシュレアの封入率は3箱に1枚と言われています。

rushduel.hatenablog.com

 

見てわかるように1箱買えばウルトラレア、スーパーレアは半分の種類が出てしまう仕様になっています。

 

カード種類が少ないため、数箱買えば欲しいカードがほとんど揃ってしまう仕様はお店にとってあまり嬉しいものではありません。

 

ラッシュレアの封入率も箱買いを促す要素になっており、箱買いするプレイヤーを非常に多く見かけようになりました。

 

 

カードショップは利益をシングルカード販売から出すため、カード種類が少なく箱買いパック買いをされる商品はあまり嬉しくありません。

 

全てのお店で共通の話ではありませんが、私が働いていた頃は販売額1パック150円に対して仕入額120~130円程度。

 

1箱(15パック)売っても利益500円もありません。

 

4パック売れ残れば元手が回収できなくなってしまいます。

 

箱買いするプレイヤーが多ければ、それだけシングルカードの需要は減ります。

 

シングルが売れなければカードショップは利益が出ません。

 

シングルカードを取り扱いにくいのも納得できる話です。

 

 

大会がない

 

カードショップにおいて大会は貴重な集客源です。

 

プレイヤーは大会に参加するためにカードショップに足を運び、カードを買い揃えます。

 

極端な話、身内だけ遊ぶのであればプロキシ(代用カード)でも問題ありません。

 

ラッシュデュエルではその大会がないため、集客ができないのもカードショップにおいてはマイナス要因でしょう。

 

私が働いていた頃はまず大会をやってプレイヤー人数を把握し、シングルカードを取り扱うか判断することもありました。

 

 

非公認でやれば良いという意見もあるかと思うのですが、非公認大会は集客面においては非常に弱いです。

 

公式ページの大会告知には勝てず、非公認であれば告知は開催側自らが行うしかありません。

 

どうしても身内ばかりが集まってしまいカードショップとしては嬉しくありません。

 

はっきり言ってしまうと身内間の強い大会はカードの貸与、譲渡もあるのでシングルカード販売には結びつかないことが多くありました。

 

何なら運営に人手を取られるので開催しないほうがマシな可能性すらあります。

 

ここはカードショップの熱意次第な部分かもしれません。

 

 

アニメの主人公が小学生

 

アニメ遊戯王SEVENSの主人公は小学生です。

 

アニメも週末の朝に放送されています。

 

ルールが簡単なこともあり、小学生でも遊べるように作られているのですが小学生はあまりカードショップで買い物をしません。

 

ラッシュデュエルのターゲット層に小学生は入っているとは思いますが、小学生はあまりカードショップを積極利用する姿は見かけません。

 

地域によっては移動手段だけもお金がかかってしまうので仕方ない部分だと思います。

 

どちらかと言えばGEOや家電量販店でパックを買うようなケースが多いのではないでしょうか。

 

 

大人は箱買い、子供は最寄りのお店でパック買い。

 

これが今のラッシュデュエルの売れ方だと思っています。

 

デッキ改造パック驚愕のライトニングアタック!!を複数箱予約した大人のプレイヤーも多いのではないでしょうか?

 

 

 

今後はどうなる?

 

封入率等商品仕様がこのままであれば、大型カードショップ以外は基本的にラッシュデュエルのシングルカードの取り扱いは減ると思っています。

 

扱ったとしてもラッシュレアがメインでウルトラ以下は安価になるでしょうね。

 

ただし、パックの取り扱いは残り続けます。

 

これは予約だけでも受けるお店はあるでしょうし、ラッシュデュエルにはある程度のファンがついているためパック需要はあると思います。

 

カードショップでのシングル取り扱いが減る=失敗 ではありませんのでご注意を。

 

カードショップがシングルの取り扱いを減らしても、パックが売れていれば問題ありません。

 

代わりに大会等が公認で行われない可能性もあるかもしれませんね。

 

 

最後に

 

というわけで、ラッシュデュエルのシングルカードについてのお話でした。

 

たまにはこういう珍しい視点からの記事も面白いかと思って書いてみました。

 

どうだったでしょうか?

 

カードショップ視点から見ると見え方が違って面白い部分がたくさんあります。

 

今回は書いていませんが、シングルカードでも取り扱いたいものとそうでないものが存在します。

 

青眼の白龍》はどちらかと言えば後者に該当します。

 

ラッシュデュエルは生まれたばかりのTCGでどうなるかは全くわかりません。

 

今後どのように商品展開やイベント開催をしていくのか楽しみですね♪

 

 

それでは、今日はここまで!

充実した1日にしましょう!青山瑞樹でした♪

 

 

 


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