ラッシュデュエルでは《旧神の印》が意外と強い!強さを分解して解説
皆様、こんにちは。青山瑞樹です。
急に《旧神の印》の強さを語りたくなってなったので文字にすることにしました。
OCGプレイヤーからすると仰天かもしれませんが、ラッシュデュエルでは《旧神の印》はワンチャンあるカードです。
そんな《旧神の印》の強さについて深堀していきます。
今回の内容
《旧神の印》とは
通常魔法
【条件】1000LPを払って発動できる。
【効果】相手フィールドの裏側表示のカードを全て確認する。
デッキ改造パック第1弾で収録されている。
レアリティはノーマル。
裏側のカードを全て確認することができる面白い効果を持つ。
OCG版《旧神の印》
遊戯王デュエルモンスターズ4最強決闘者戦記(海馬デッキ)の付属カード。
海馬デッキ付属カードには《オベリスクの巨神兵》《ブラッド・ヴォルス》辺りが目玉カードであった。
ちなみに
海馬が使用する《破壊輪》は遊戯デッキ
遊戯が使用する《磁石の戦士マグネット・バルキリオン》は海馬デッキ
とイメージと異なるバージョンに封入されている。
《旧神の印》の強さ
テキストはLP1000を払って裏側のカードを確認する。
ただそれだけであり、カードと交換することができないため盤面だけを見ると損をするカードである。
現在のラッシュデュエルでは《ダーク・リベレイション》を常に警戒する必要があるため、裏側のカードを確認するだけでも存在価値を見出すことができる。
《ダーク・リベレイション》のセットされている場所がわかれば、的確に破壊できるので、決して弱くはない。
《ダーク・リベレイション》の位置把握だけでも価値を見出すことはできるのだが、地味に強い点がもう1つある。
それは相手の伏せカードを機能停止にできる効果がある。
仮に自分に伏せカードがないときに《旧神の印》を発動し、相手の伏せカード2枚が《マジカル・ストリーム》《ハンマークラッシュ》とする。
この状態で《旧神の印》の強さに気付けた方は上級者だと思います。
相手の伏せカードが《マジカル・ストリーム》《ハンマークラッシュ》とわかってしまえば自分は魔法・罠カードを伏せる必要はない。
ただ破壊されるだけなのでセットする意味はありません。
それよりもセットせずに放置していれば、相手の魔法・罠カードは2ヶ所が機能停止する。
《マジカル・ストリーム》《ハンマークラッシュ》は共に相手の魔法・罠カードしか破壊できない。
つまり自分が魔法・罠カードをセットしなければ発動ができないのである。
そうなれば相手の使える魔法・罠ゾーンは1ヶ所のみ。
自分が攻め込むときは残った1ヶ所を破壊してしまえば安全に攻撃することができる。
限定的なシーンではあるが、起こりうる可能性は0ではない。
自分は魔法・罠カードをセットできなくなる代わりに、相手の魔法・罠ゾーンを2つ奪う。
この交換をさせてくれる可能性を持つのが《旧神の印》の隠された強さでもある。
もちろん相手の伏せカードを把握することが主な強さではあるが、隠された強さもあるので覚えておくだけで得する情報ではないだろうか?
《旧神の印》はどういうデッキと相性が良い?
《旧神の印》はセットされたカードを確認するため、自分が受け身のときには基本的に役割を持たない。
このカードは自分が攻撃するときのみ強いカードだと思う。
先ほどの隠された強さで自分は魔法・罠カードをセットしないと書いた。
この部分を生かすにはデッキ内の魔法・罠カードの枚数は少ないほど良い。
私の感覚ではデッキの魔法・罠カードの枚数が10枚以下のデッキで相性が良いと思っている。
デッキ内の魔法・罠カードの枚数が多いとカードをセットしないと引けるカードの枚数が減ってしまい行動が取りづらく、せっかく相手の魔法・罠カードを把握してもただ破壊されるだけになってしまう。
できればセットしなくても戦えるようにモンスターが多く、攻撃的なデッキで活躍できるカードだと思う。
私がマンゾクテクニカル杯で使用したデッキは、下級攻撃力1500を2種6枚採用し魔法・罠カード9枚とピッタリと当てはまる。
そのため《旧神の印》を採用した。
第1回マンゾクテクニカル杯 大会レポート及びデッキ解説 前編【青山瑞樹】 | ラブライブ!スクールアイドルコレクション Blog | 遊々亭
セットされたモンスターも見れるのは地味に嬉しい点で攻撃力が高くない下級モンスターが的確に攻撃できる点も《旧神の印》の魅力である。
攻撃時に関しては非常に優秀だが、自分が守るときはほぼ出番はない。
ムラのあるカードだが、現在のラッシュデュエル環境では決して侮れるようなカードではないと思う。
まとめ
・《旧神の印》の強さは2つ
①相手の伏せカードを確認できる
②相手の伏せカードを機能停止にできる可能性がある
・受け身のときはほぼ出番なし
・攻撃的かつ魔法・罠カードをあまり採用していないデッキで活躍できる
今回はこのような内容でした。
正直、どうしても攻撃時にしか強くないためムラがあるカードです。
先に攻撃姿勢を取りやすい先攻の勝率をさらに上げるカードなため、あまり枚数を採用する必要はないと思います。
ですが、1枚入れておくと思わぬ強さを発揮してくれることがあるので侮れません。
OCG時代に比べると遥かに使いやすい環境なので、使ったことがない方は一度試してみてはどうでしょうか?
使ってみると独特な強さにプレイスキルが上がる方もいるかもしれません。
なかなか面白いですよ。
それでは、今日はここまで!
充実した1日にしましょう!青山瑞樹でした♪