《デーモンの呼び笛》の評価を考える。果たして強いのだろうか。
青山瑞樹です。
やってなかったデッキ改造パック第2弾の評価記事。
今日は卑猥な形で有名な《デーモンの呼び笛》
今回の内容
《デーモンの呼び笛》
効果モンスター
星1/闇属性/悪魔族/攻 0/守 0
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがおらず、自分の墓地に通常モンスターが3体以上いる場合に発動できる。
【効果】自分フィールドのこのカードを墓地へ送る。その後、自分の墓地の通常モンスター1体選び、自分フィールドに表側守備表示で特殊召喚する。
デッキ改造パック第2弾にレアで収録される。
ちょっと卑猥な形に見えますね
優良レアな雰囲気をただよわせる効果モンスター。
青山瑞樹の評価
強そうだなという雰囲気はあるもの、いざ使ってみると微妙な予感。
【条件】が結構厳しく見える。
私としては《クリボット》に近いイメージがある。
【効果】が他のカードで代替できないので、一部のデッキには採用されることになるだろう。
特に《ブラック・マジシャン》《真紅眼の黒竜》など通常モンスターを使いつつ、専用サポートを使うデッキには入れざるを得ないのではないだろうか。
レジェンドカードの専用サポートは強力なものの発動できない可能性があるため、何らかの方法でさらに支援する必要があるので《デーモンの呼び笛》はそのポジションに入ってきそうである。
使いにくいが使わざるを得ないデッキは存在するだろう
これが私の現時点での評価である。
強い点
【条件】を達成すればレベル関係なしに通常モンスターを蘇生させることができる。
最高ステータスの《青眼の白龍》を蘇生させることもできてしまう。
レベル1なため《サターン・キング・ビートル》ともシナジー効果があるのは評価できる点だろう。
専用サポートカードを使うことになる《ブラック・マジシャン》《真紅眼の黒竜》とは特に相性が良いが、まずはレジェンドカードを引く必要があるという弱点を補うことまではできない。
弱い点
まず【条件】が厳しい。
【条件】自分フィールドにこのカード以外のモンスターがおらず、自分の墓地に通常モンスターが3体以上いる場合に発動できる。
「自分フィールドにこのカード以外のモンスターがおらず」がやや使いにくいのは《クリボット》《ドラゴンズ・セットアッパー》《ドラゴンズ・アップセッター》で体験している。
そして、2つ目の「自分の墓地に通常モンスターが3体以上いる場合」
デッキにある程度通常モンスターを入れる必要があるので、構築に制限がかかってしまう。
《ささやきの妖精》で発動させてもらえない可能性があるので、なかなか厳しくなるシーンはあるのではないだろうか。
【効果】で蘇生するモンスターは表側守備表示なので、即攻撃に参加というわけにはいかない。
さすがに攻撃表示は強すぎると思うので、ここは仕方ないとは思う。
まとめ
弱いとまでは思わない。
使いにくいが使わざるを得ないデッキは存在するだろう
というのが私の評価。
相性の良いカードが多く、通常モンスターでも活躍できる環境なので未来は明るめに見える。
なんだかんだ3枚持っておいて損しないカードではないでしょうか。
それでは、今回はここまで!
皆様、良いラッシュデュエルを!青山瑞樹でした♪