《魔将ヤメルーラ》考察。能力は超強い!!【ラッシュデュエル】
こんばんは、青山瑞樹です。
最近、あまり目の調子が良くないためサングラス着用で外出しています。
マスクも着用しているので、見た目は完全に不審者ですね。
ワッハッハ( ´ ▽ ` )ノ
というわけで、今日は《魔将ヤメルーラ》考察。
2回目ですが、結構回したので理解が深まったので書き直すことにしました。
《魔将ヤメルーラ》とは
効果モンスター
星8/闇属性/戦士族/攻2500/守2500
【条件】このカードを召喚したターンに、このカードの表示形式を変更して発動できる
(攻撃表示は表側守備表示に、守備表示は表側攻撃表示にする)。
【効果】次の相手ターン終了時まで、このカードが表側表示の間、
お互いはモンスター(レベル7以上)をアドバンス召喚できない。
アニメ遊戯王SEVENS 4話でガクト(蒼月学人)が使用しています。
アドバンス召喚を制限する強力な能力を持ちつつ、攻撃力守備力共に2500と高ステータスを持つカード。
前回考察はこちら↓
【効果】の強さを考える
先攻1ターン目
先攻1ターン目で【効果】を使用した際がとにかく強いです。
相手は最上級モンスターのアドバンス召喚ができないため、最上級モンスターを手札に抱えることになりドロー枚数まで減らしてくれることもあります。
自分は2ターン目にさらに追撃をかけることができるので先攻1ターン目での【効果】発動は超強力と言わざるを得ません。
先攻1ターン目はバトルフェイズに入ることができないため、【条件】で守備表示になることはプラスに捉えることもできます。
後攻1ターン目
後攻の際は先攻1ターン目に比べると強さがやや劣ります。
相手の盤面にすでに最上級モンスターが並んでいる可能性もあり、【効果】を使わず攻撃せざるを得ないシーンもありました。
攻撃力2500での攻撃は《セブンスロード・マジシャン》《火口の番竜》+《火の粉のカーテン》で返り討ちになる数字なので後攻1ターン目の動きは返り討ちになる可能性を考慮しつつ攻撃を選ぶか、【効果】を発動するかの判断に悩まされます。
使っていて非常に難しさを感じました。
2ターン目以降
1ターン目以外でももちろん【効果】は強力。
【効果】を発動すると守備表示になる関係で攻撃に参加できず、相手フィールドに3体のモンスターがいれば1体は残ってしまうケースが多くあります。
これが悩ましい部分で、どういうことかと言うと最上級モンスターを出したターンなのに相手ライフを非常に削りづらいのです。
そしてターンを渡すと相手に《セブンスロード・ウィッチ》や《ダーク・リベレイション》を引かれる可能性が上がるため、うまく制圧できないシーンも出てきます。
攻撃にはあまり向かずライフを削りづらいということはもう1つ問題があります。
残りのデッキ枚数です。
遊戯王ラッシュデュエルでは引けなくなった場合、ルールで敗北します。
《魔将ヤメルーラ》を使うとどうしてもゲームが長引きやすいため、残りデッキ枚数を常に頭に入れておくべきカードだと感じました。
ライフポイントの削り合いから残りデッキ枚数を競うゲームになった場合、相手の《ダーク・リベレイション》を発動されるとデッキ枚数が逆転される可能性があるので、攻撃しない選択肢を持つことも大事ですね。
ステータスを考える
攻撃力守備力2500は優秀です。
現在、非常に優秀なアタッカーとして暴れている《連撃竜ドラギアス》を止めることができる数字は高く評価できますね。
2回攻撃も止められる!!
ただしドラゴン族デッキの《山》で突破されたり、《火の粉のカーテン》で返り討ちになりやすい数字なので安心できるというほどではありません。
崩れるときは簡単に崩れます。
相方が悩ましい
現在の遊戯王ラッシュデュエルでは攻撃力が最も高いモンスターがいるプレイヤーが基本的に優勢となります。
破壊能力を持つモンスターがほぼいないことから、攻撃力の最も高いモンスターがいれば基本的に直接攻撃を受ける機会はないため有利にゲームを運ぶことができます。
まさに攻撃は最大の防御。
そのため、最上級モンスターは6、7枚デッキに入ることが割と多くなってきているように感じます。
その枠のうち1枚は最高ステータスを誇る《青眼の白龍》に使われることが多いですね。
やはり最強!伝説のドラゴンと書かれるだけのことはあります。
残りを《魔将ヤメルーラ》ともう1種入れることになるのですが、残りが非常に悩ましいのです。
先攻に強い《魔将ヤメルーラ》を生かすために攻撃能力の高い《連撃竜ドラギアス》を採用したいのですが、これには大きな問題があります。
既にお気付きの方もいらっしゃるでしょう。
《青眼の白龍》を突破できない
ええ、かなりの致命的弱点です。
《火の粉のカーテン》《ダーク・リベレイション》《反攻の竜撃》あたりで処理するしかないのですが、それもタイミングを選ぶため難しい。
《青眼の白龍》を守備表示された際も守備力2500を超える手段に乏しく、突破が困難になってしまいます。
守備力2500の壁が抜きづらいということは相手の《魔将ヤメルーラ》にも厳しいということ。
この欠点があるため、《魔将ヤメルーラ》を使う際の最上級モンスターは《セブンスロード・マジシャン》が最有力候補になるのではないでしょうか?
《連撃竜ドラギアス》と運用する際は《サターン・キング・ビートル》《ファイア・ゴーレム》《イカズチのサンダー》といったサポートカードで工夫する必要があるかもしれません。
どんなデッキに入る
入れるのであれば魔法使い族もしく戦士族で固めたようなデッキでしょう。
魔法使い族であれば《セブンスロード・マジシャン》がデッキ入るので、比較的うまく《魔将ヤメルーラ》を使うことができそうです。
デッキ切れ対策になる《リカバリー・フォース》、直接攻撃できる《ルミナス・シャーマン》、直接ダメージの《ロード・マジック-エクスプロージョン》辺りを無理なく入れることができそうなのは魅力ですね。
何枚持っておくべきカードか
パックの種類が少ないうちはアドバンス召喚がメインになると思っているため、3枚しっかり持っておきたいカード。
今後戦士族サポートが出ると評価が大きく上がる可能性はじゅうぶんにあります。
特殊召喚が増えるとどうしても弱くなってしまうのですが、しばらくはアドバンス召喚が中心になると筆者は予想します。
《魔将ヤメルーラ》に関する注意点
①【効果】を発動した場合、その影響は自分にも及びます。
②アドバンス召喚にはセットも含まれるため、最上級モンスターのセットができない。
③アドバンス召喚ができなくなるのは、レベル7以上のみ。
④【効果】を発動したターンに《反攻の竜撃》で破壊されると【効果】の表側表示の間~が成立しなくなるため、アドバンス召喚ができるようになる。
対ドラゴン族デッキと戦う際、ドラゴン族デッキを使うプレイヤーは覚えておくと得するかもしれませんね!
最後に
というわけで長々と《魔将ヤメルーラ》について書いてみました。
夜記事でガチな内容は少し久しぶりかもしれません。
まさか2回も考察記事を書くとは思わなかったのですが、使用していくうち色々と感じることがあったため文章にしてみました。
皆様のお役に立てたでしょうか?
個人的には大好きなカードで非常に強力な能力を持つ《魔将ヤメルーラ》ですが、弱点も多く使用するプレイヤーの頭を悩ませる面白さを持つカードです。
うまく生かせば間違いなく強いカードですので、うまく工夫して使ってみてはどうでしょうか。
それでは、今回はここまで!
皆様、良いラッシュデュエルを!青山瑞樹でした♪